日本史激弱マンが戦国無双真田丸を初見でやるとこうなる①1~4章まで
今、私の中で真田丸がやばい。
やばい。
いだてんの時代に真田丸とか何週遅れだよって感じだと思うけどやばい。
どれくらいやばいかというと、
徳川家康が天下を取った事実を認めたくなくて今東京(江戸)に生きている自分が解釈違いになるくらいにはやばい。
異聞帯作りたい…………
というワケでキチンと自分がプレイした記録を残しておきたいと(今更)思ったのでまとめます。
全体的に口が悪いです。あと家康好きな人は本当にゴメンナサイ。
箇条書きプレイバック
※一~四章は記憶がだいぶ薄いです ごめんなさい
※プレイ自体は編集時点(2019/10/07)時点で十一章まで進んでます
第一章 乱世
- まあチュートリアルの章だよな、くらい。
- この内記って人かわいいおっちゃんだなあ
- あ、なんかイケメンが出てきたぞ
- へぇ~、武田勝頼って言うんだ~
- でもこういう正統派イケメンってあんまり興味ないんだよなあ
第二章 盟友
- なんか突然ギャルゲーみたいな事出来るようになった(※贈り物と好感度システムのこと)
- 信之に棒上げると幸村好きなサワガニくれるの可愛いな
- 隣にいるんだから自分で渡してあげなよ~~~^^
- そしてそういう「ずっと兄弟一緒だよ!」みたいなのはフラグになるからやめなさいね
~津久井偵察~
- ウワーーーッスニーキングミッションだ
- うちスニーキング苦手なんだよなあ……MGSでも全員麻酔銃で眠らせて強行突破してた記憶しかない
- あっ勝頼様?
- 勝頼様!?
- 一人で行くのはちょっとアレだと思いますけど勝頼様!??
- ……行ってしまわれた……
- まあ行ってしまわれたならしょうがない 殺すか(敵を)
- 何だこの忍者は
- 何だこの忍者は!?
- ズームパンチじゃねえか! あ、倒せた
~なんやかんや三増峠の戦いもクリア~
- ……好きだなあこの主従(ふたり)……
- それにしてもこの辞典機能、初心者には優しいな~用語全く分からんもん~(パラパラ)
…………えっ?
信玄死ぬの?
第三章 因縁
- ほうほう、ここで昌幸さんの生涯の因縁の相手がでてくるのか 誰だろう
- おお、いよいよ御屋形様が打って出るのか! まあ死ぬらしいけど
- でも勝頼様もいるからなこっちは~~行くぞ行くぞ~~~
※この時点ではこの後武田が滅ぶことを全く知りません
~なんやかんや三方ヶ原の戦い~
- ここまで「一言坂」「二俣城」「三方ヶ原」って数字増えていってるの面白いな
- うおーーーッ行くぞ行くぞ家康を逃がすなーーーッ!
- あ、綺麗なムービー入った
- ああ……昌幸さんの顔がいい……
- おお、昌幸さんが怒っておられる そりゃそうよなあ
- なんかいっぱい出てきたぞ……あっ、お前は!
- さっき殺されそうになった……本田忠勝!
- なんかバトってる!同じ槍使い!てか何度も戦場で会ってる!ハッ、まさか…………
- さてはお前が因縁の相手ってやつだな!!!!!!
- そうかそうかお前が因縁の相手か……因縁の相手がCV大塚明夫ってテンション上がるな、よし、お前の名前は覚えたぞ 次会う時が楽しみだ
(ここまで家康はミッション対象としてしか視野に入っていません)
第四章 奈落
- …………えっ
- 奈落?
- 何この盟友→因縁→奈落って落とし方 何?何が起きるの?何?
※この時点ではこの後武田が滅ぶことを全くもって知りません - あ~、昌幸さんと勝頼さんがすれ違うのか……悲しいよね……やめてほしい……
- な、何だろう……この不穏な雰囲気…………色々あった感がすごい…………
- でも用語が多すぎて全然頭に入ってこねえ…………漢字多い……
- とりあえず勝頼様の評価がガタ落ちなのは分かった
でも昌幸さん(わたし)は信じてるからね……ズッ友って……
~もろもろ会話などを済ませて~
ーー長期合戦ーー
長篠の戦い
- ………あああああああああああああああああああああ
(全てを察した) - 流石の私も知ってるよ長篠は……!
- だって今めっちゃFGOで使ってるもん……!(※ぐだぐだ組推しです 最推しはヒッジ)
- あれでしょ、三千世界でしょ!騎乗特攻でしょ!そんで神性特攻も乗せるやつでしょ!
- でもそれで撃たれるのが推しサイドだってのは聞いてねえよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
- 嫌だーーーーッ!!!(爆発)
- 死にたくないーーーーッ!!!(爆発)
- ……そうか……
- 勝頼………
- お前…………
- 死ぬのか…………
~設楽原の戦い~
(あまりにここのインパクトが強すぎて他二戦の記憶が無いしたぶん混ざってる)
- ああ……始まってしまった……地獄が……
- この分かり切った終わりに突き進んでいく感じ……地獄だ……
(鉄砲発射ムービー)
- ああああああああああああああああああああああああああああ
(鉄砲発射ムービー)
- ああああああああああああああああああああああああああああ
(鉄砲発射ムービー)
- ああああああああああああああ信綱ああああああああああああ
(鉄砲発射ムービー)
- ああああああああああああああ土屋ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
- うわあああああああああああああああああん!!!!!!!!(馬防柵に突っ込む音)
- あっ痛い痛い痛い地味にダメージ入る
- うおおおでもこんなものでオレを止められると思うなうおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!(ゴリゴリ削れる体力)
- …………あれ?
- 消えたんだけど
- えっ何々こわいこわいこわいでもさっきの鉄砲ムービーの方が数倍怖い
- でも出てきたら殺すまでだ!うおおおおおお!
- ……また消えた………
- (この後何回か繰り返したらいつの間にか戦いが終わっていた)
- 勝ったけど……
- し、……
- しんどい……………………………………
- みんな死んだ…………………誰もかれも…………………
- これ、昌幸さんが一番嫌いなヤツじゃん……「主君のために家臣が死ぬ」…………
- はあ…………………疲れた…………
- それで? 次の章は何なの………………?
- …………え…………?
第五章 「慟哭」
- ……………は?
←To Be Continued...
『スタンド』という病~スタンドの素質と遺伝についての一考察~
アニメジョジョでついに「矢」の話が出てきたので、このついでにツイッターで呟いていたスタンド考察をまとめようかと思います。
荒木先生は「時を超えて血族に受け継がれるもの」を描いてるわけなんだから、そりゃ現実世界で時を超えて血族に受け継がれる遺伝子疾患とスタンド能力が似てるっていうのは当たり前なんだけど、それでもスタンド能力は遺伝性疾患≒“病”としての側面があるんじゃないかって話はしたい
— しおだまり (@enachiot) March 22, 2018
今回のネタはこのツイートに連なっているツリーの内容とほぼほぼ一緒ですが、自分で毎回ツイート発掘してくるのが面倒くさいので記事にします。
なお、それらしいことを書いていますが、筆者は医学専門ではないので付け焼刃の知識であることをご了承ください。
作中で言及されていること
まずは作中で言及されていること/確認されていることをまとめていきます。
①『スタンド使いには先天性/後天性の者がいる』
スタンド使いには、生まれたときからスタンドを持つ「生まれつきのスタンド使い(先天性スタンド使い)」と、後天的にスタンドを獲得した「後天性スタンド使い」がいる。
「生まれつきのスタンド使い」の内、8部における岩人間は90%がスタンド能力を持つとされている。
また、「生まれつきのスタンド使い」の中には、家族にスタンド使いを持たない例もある(花京院、ポルナレフ)。
②『スタンド能力は遺伝する』
劇中では現時点まで「スタンド使いの子どもだがスタンドを持たない・見えない」ケースは(筆者の記憶の限りでは)確認されていない。
また、父親だけが後天性のスタンド使いでも、「スタンドの素質」や「スタンド能力」は遺伝する。(ホリィ・トリッシュ・徐倫)
③『スタンドの素質は外的要因によって開花することがある』
スタンドを視認できる「スタンドの素質」だけが開花し、「スタンド能力」が開花しないものもいる(ホリィ・康一・トリッシュ・徐倫)。また、これらの「スタンドの素質」保持者は、トリッシュを除いて外的要因によって「スタンドの素質」を得ている。
④『波紋とスタンドは地続きのものである』『波紋の素質は遺伝する』
ジョセフは後天的スタンド使いだが、先天的波紋使い。また、ジョセフは波紋の素質をジョナサンから隔世遺伝している。
また、波紋とスタンドが地続きのものであることは、ジョジョニウム巻末で荒木先生が言及している。
以上のことから、今回筆者は『スタンド能力は遺伝子異常から発現する“遺伝子疾患”である』『同様に、波紋の素質とスタンドの素質は同一の遺伝子異常である』という一考察をしました。
スタンド能力遺伝子疾患説とその根拠的なもの
先述した原作で言及されていること/確認されていることを、現実世界の事象と結びつけて考えてみると、驚くほど遺伝子疾患のそれと一致します。
冒頭に乗せたツイートの通り、荒木先生は「時を超えて血族に受け継がれるもの」を描いてるわけなんですから、そりゃあ現実世界で時を超えて血族に受け継がれるものである、遺伝子疾患とスタンド能力が似てるっていうのは当たり前なんですが、それでもスタンド能力は遺伝性疾患≒“病”としての側面があるんじゃないかって話がしたい、それだけです。
以下、つらつらと書いていきます。
①『スタンド使いには先天性/後天性の者がいる』
遺伝子疾患は両親に原因となる遺伝子異常が無くても、子どもの遺伝子が突然変異して発現する場合がある。
つまり、スタンドの素質が遺伝子に含まれると考えると、花京院やポルナレフは『突然変異の』先天性スタンド使いではと考えられる。
また、岩人間は90%が生まれつきスタンドを持っている。これは、種族としての遺伝子にスタンドの素質の型が含まれていると考えられる。
後天的スタンド使いの多くは、「矢」「悪魔の手のひら」「壁の目」といった外的要因によってスタンドの素質を得ている場合が殆どとなっている。
遺伝子は放射線や強いストレスなどの外的要因によって変異する場合がある。矢などは遺伝子に異常を起こし、後天的にスタンドの素質を生み出しているのでは?
②『スタンド能力は遺伝する』
遺伝子疾患の素因は、遺伝子の異常として子孫に受け継がれていく。
父親だけが後天性のスタンド使いでも、「スタンドの素質」は遺伝する。非常に強い優性遺伝(顕性遺伝)だと考えられる。
③『スタンドの素質は外的要因によって開花することがある』
遺伝子疾患には、複数の遺伝子異常と環境条件が揃った時に初めて発症する(予防できる)ものがある。康一、トリッシュ、徐倫のようなスタンドの素質だけではスタンド能力が発現しなかったケースは、これと似ている。
④『波紋とスタンドは地続きのものである』『波紋の素質は遺伝する』
ジョセフは後天的スタンド使いだが、先天的波紋使い。また、ジョセフは波紋の素質をジョナサンから隔世遺伝している。つまり、波紋の素質とスタンドの素質は同一の遺伝子異常なのでは?と考えることもできる。
また、DIOはジョナサンの身体を奪い、後年「矢」に刺されることでスタンド能力が発現している。
(メタ事情を抜きにすると)ジョナサン(の体)はスタンド能力発現には至らなかったもののスタンドの素質=波紋の素質を持っており、「矢」による更なる遺伝子異常によってスタンド能力が発現したのでは?
更に付け加えれば、スタンド能力はぱっきりした遺伝子疾患ってわけではなく、それこそ自閉スペクトラム症みたいなスタンド使いと非スタンド使いは地続きでグラデーションになっている…みたいなモデルじゃないかとも思います。
実際スタンドの素質持ちでも康一くんはスタンド見えたけど、他の二人は見えなかったわけですし。
また、少し脱線すると、「花京院のルーツが昔「あやかし」とされていたものにあったらいいよね」とかオカルト妄想も実はしていたりするんですが、オカルトって昔での精神障害や遺伝子疾患のありかたじゃないかと思ってるので、今回の考察とは自分の中では地続きだったりします。(この話もしたい)
以上、スタンド好きの一考察でした。
メギドの元ネタさっくり調べてみた④いつメン編(後編)
前回:SAKEイベントのいつメン不在感新鮮だったね
メギドがどこまで元ネタ…悪魔伝承などなどを踏まえているか気になったので、この際調べてみることにしました。
目指せ全メギド制覇!(多分無理)
というわけで今回は、祖メギド編最初ということで、いつメンこと初期メンバーより「バルバトス」「シャックス」、1章追加メンバーの「ガープ」「マルコシアス」について取り上げてみようと思います。
なお、筆者はこのあたりの専門ではないうえ、インターネットと一部書籍を中心に「さっくり」知らべた情報なので、その辺りはご注意願います。
バルバトス
メギドNo.8、主に笛吹く吟遊詩人・バルバトス。某ゲーで1秒間に44本殺されたことで非常に有名ですね
エノク書のデーモン及びソロモン72柱の一人で、地獄の30の軍団を率いた伯爵兼公爵であるとされます。また、中世の神学者には、かつては天界で主天使または力天使の地位にあったと主張されたそうです。まさかの元ハルマ説。
自らの率いる軍団の先頭に立ち、射手か狩人の姿で森に現れるとされています。『地獄の辞典』では、「地獄のロビンフッド」なる異名が挿し絵につけられていたり。
鳥や雄牛などといった動物の鳴き声による占いの達人であり、友人同士のいさかいの調停役も務めるとされています。もしかしたら一行のバランサー的な役割が多いのはこの辺りもある…のかもしれない。
また、メギド体で構えているホルンは、『地獄の辞典』にある「四人の王が彼の前でホルンを奏でる」の記述からの連想だと思われます。自分で奏でてるじゃんというツッコミはなしで。
シャックス
メギドNo.44、鳥頭ことシャックス嬢。スコクス、スコックス、シャクスなどなど表記があるようですが、メギド72ではシャックス表記になっています。
(『地獄の辞典』『悪魔の事典』のどっちにも「シャックス」表記はなかったのだけど、どこから取ったんだろう…Wikipediaは「シャックス」表記だったけど)
ソロモン72柱の一人で、30の軍団を率いる地獄の公爵兼大侯爵であるとされます。
メギド72ではやたら「不幸」が強調されていますが、原典ではとくにそういう能力を持っているわけではなく、召喚した者のために金を盗んだり、隠された財宝のありかを教えたりといった能力を持っているとされています。メギド体が地図を持っているのは、後者の能力からでしょうか?
また、劇中では「鳥頭」扱いですが、原典ではむしろ召喚者に対しても嘘を吐き、魔法の三角形に閉じ込められないと本当のことを話さないという、狡猾かつやっかいな悪魔であるとされています。
けっこう原典伝承から違いのあるシャックスですが、鳥(コウノトリ)の姿で現れるというところは変わっていません。ずいぶん可愛くなっちゃっているけど。
ガープ
メギドNo.33、全国n百万人(推定)のモンモンの息子・ガープ。
筆者の推しメギド筆頭です。うおーッ!息子ーッ!
タプ、タップ、ゴアプと呼ばれることもありますが、メギド72ではガープ表記です。
エノク書のデーモン及びソロモン72柱の一人で、60の軍団を従える地獄の大総裁、そしてエノク書では「四方のデーモン」の一人として伝えられている、非常に地位の高い悪魔です。さすがおれたちの息子だ。
ちなみに、かつては能天使の階級にあったが堕天したという説もあります。嘘だろ息子。
正午の時のみ、4人の王を伴った人間の姿で現れるとされていますが、本当の姿は翼と2つの角を持った悪魔らしい悪魔の姿(メギド72のエネミーではデーモン系に近い)であると伝えられています。これは、コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』の影響が大きいそうな。
能力も、人を無知にしたり逆に教養を与えたり、使い魔を奪い取る、過去・現在・未来の出来事について答える、召喚者を瞬間移動させると多岐にわたっています。さすがおれたちの息子だ。
「四方のデーモン」は劇中の「フォルマウスの四冥王」の元ネタであると思われます。
これはエノクのデーモンについての文献に記載されている悪魔のリストで、悪魔学者であるレギナルド・スコットによれば、アマイモンが東の王、ゴルソン(コルソン)が南の王、ジニマルが北の王、ガープが西の王であるとされています。
一方で、東の王がウリクス、南の王がアマイモン、西の王がパイモン、北の王がエギュンであるとするリストもあるようですが、フォルマウスの四冥王の描写を見る限り、メギド72で採用されているのはスコットの説でしょう。
ちなみに「フォルマウス」の方は文献・インターネット共に元ネタが見つかりませんでした…そもそも何語かも不明なので、もしかしたらメギドラルの地名としての造語なのかもしれません。
マルコシアス
メギドNo.35、私本性獣嵐如破壊力!ことマルコシアス。一部の文献ではマルコキアス、と呼ばれることもあるそうです。
エノク書のデーモン、そしてソロモン72柱の一人であり、30の軍団を率いる地獄の大侯爵であるとされています。
エノク書ではグリフォンの翼と蛇の尾を持つ牝狼の姿で現れるとされており、メギド体のデザイン、そして転生後の女性の性別設定はここから取られていると考えられます。また、先述の悪魔学者・スコットによれば、人間の姿で現れるときには長身の騎士の姿で現れ、あらゆる質問に忠実に答えるとされています。
加えて、元は主天使の地位にあったとされており、グリモア『ゴエティア』『悪魔の偽王国』ではソロモン王に第七の玉座(神の住居とされるところ)に戻りたかったと話す描写があるそうです。
ちなみに、イベントで共演したアンドレアルフスとの原典での接点はそこまではなく、同じソロモン72柱であること程度でした。意外。
という感じで、メギドの元ネタ「さっくり」調べてみた、いつメン後編でした。
そういえば地獄の地位に関する話をし忘れたので、次回余裕があったら入れますね。
こんな感じでさっくり気ままに調べていきたいと思うので、よかったら今後もよろしくお願いします。
もしここの元ネタこれだよ!とかここ間違ってるで!とかありましたら、コメント頂けると嬉しいです。
【参考文献(インターネット以外)】
悪魔の事典(1992・青土社)
著:フレッド・ゲディングズ 訳:大瀧啓裕
地獄の辞典(1990・講談社)
著:コラン・ド・プランシー 訳:床鍋剛彦